おもてなしかたについて

毎日寒いですね! こんにちは、Fです。

最近、あまり行けなくなってしまいましたが、一時期、神田の隠れ家的な焼き鳥屋さんによく通っていました。このお店はとても変わっていて、メニューはコース料理しかなく、「塩」か「たれ」かも選べません。食器の置き方や使い方も「こうして使ってください」と、店の人に指導されます。(話し方は極めて丁寧ですケドネ)はじめてこの店に入ったときは、「いちいちうるさいなー」とか「好きなように選ばせろよ」なんて思ったものでした。
とりあえず、少しムッとしながらも、店の人の言うとおりにしていたら、焼き鳥のそれぞれの味は楽しめるし、狭い店の中でも充分くつろいで食事を楽しめることが分かり、とても満足したことを覚えています。その後、ハマってしまって何度か通いました。
この店、昼のランチもやっていて、隠れ家的な店にも関わらず、閑静なスポットに連日異様な行列をつくっています。

この店に通うようになって、なんだか、しみじみと「人からもてなされる」ということについて考えていました。単純なことなんですけど、相手がこちらを思ってくれて、どうしてくれるかということを、こちらがきちんと気づけるかということが大切なんですよね?

それを気づけなかったり、わからなかったりその感覚が理解できなかったりすると、コミュニケーションが成立しなくなってしまう。せっかく相手がこちらを思ってくれて、整えてくれたことが、こちらの気持ちひとつで台無しになってしまうのは、残念なことだなと反省する気持ちになったものでした。
一方で、こちらが持て成す場合に、こちらが思ったことを、相手が受け止めてくれないと反発する気持ちになるとしたら、こちらのせいでコミュニケーションが成立しなくなってしまう、とも感じ反省したものでした。

先日、エコーレア製品のユーザーの方とお話しする会に参加してきました。ご満足頂きご使用していただいているご意見を伺うのは、とてもありがたい気持ちになりました。その一方で厳しいご指摘もあり、また現行の使い難さをそれぞれに工夫をされてご使用いただいているご意見を伺うこともできました。とても参考になる体験でした。

恥ずかしながら、みなさんのお話を伺った後、神田の焼き鳥屋を思い出し、もてなし方、もて成され方について少し考えてみた次第です。
これからも、この様な会に参加させていただき、みなさんの多くの声をたくさんいただき、ご満足いただける持て成しが出来る様努力しなくてはいけないと、感じた次第です。

追)
神田の焼き鳥屋とは、「吾妻屋」という店です。
ご興味のある方はどうぞ!