コラム「石けん生活」について

コラム「石けん生活」について

古代から汚れを落とすために、粘土や灰汁、植物の油や種子が使われていました。その後
肉を焼くときに滴り落ちた脂肪と灰が混じり、それに雨が降り石鹸の元ができたと言われています。これは、羊を焼いて神へそなえた「サポーの丘」での出来事で、英語のsoapの語源とされています。
実際の考古学的証拠では、紀元前2800年ごろのバビロンで使われていて、紀元前2200年ごろのシュメール粘土板の文書にはシナニッケイの油を原料としたつくり方が書かれていました。

このように、石けんは数千年前からいろいろな場面で使用されてきた「洗う材」です。数千年にもわたって石けんが使われてきたのは、人にとって安心・安全で、環境に対する負荷が少ないからです 。

このあたりをこのコラムでみなさんにわかりやすく説明できたらと思っています。